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奥歯がないまま放置するとどうなる?リスクと治療の選択肢を解説

      2025/10/20

西葛西駅徒歩5分の歯医者、木村歯科医院で奥歯がないまま放置するリスクについての解説

こんにちは、 西葛西駅徒歩5分の歯医者、木村歯科医院です。

私たちが生活をするうえで、奥歯はとても重要です。奥歯は食べ物をしっかりとかみ砕いて消化を助けるだけでなく、かみ合わせのバランスを保つ役割も担っています。

もし、虫歯や歯周病、外傷といった原因で奥歯を失い、その状態を放置すると、見た目や機能面にさまざまな問題が生じてしまいます。
今回は、奥歯を失う主な原因や、そのまま放置した場合のリスク、治療の選択肢について解説します。

 

奥歯の役割

西葛西駅徒歩5分の歯医者、木村歯科医院で奥歯がないまま放置するリスクについての解説

奥歯は、食べ物を細かく砕いて飲み込みやすくする役割を担っています。
前歯が食べ物を切り分けたり引きちぎったりするのに対し、奥歯のデコボコとした溝は、硬いものでもしっかりすりつぶすことができます。
奥歯でしっかりとかんで食べることで、消化器官への負担が軽減され、体に必要な栄養を効率よく吸収することができます。
そのため、奥歯の健康は全身の健康にも大きく関わっています。

また、奥歯はかみ合わせのバランスを保つためうえでも不可欠です。
しっかりとしたかみ合わせがあることで、あごの骨や筋肉に均等な力がかかり、健康なあごの動きを維持できます。
奥歯があることで顔の形が保たれるという側面もあります。さらに、歯は互いに支え合うことで位置を保っているため、奥歯がきちんとあることは周囲の歯の位置を安定させることにもつながっています。

 

奥歯を失う原因

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虫歯
奥歯を失う原因の一つが虫歯です。
奥歯は食べ物や汚れがたまりやすく、歯ブラシが届きにくい位置にあるため、どうしても磨き残しが起こりやすくなります。
その結果、虫歯が進行しやすく、気づいたときにはかなり深い部分にまで虫歯が広がっていることがあります。

歯周病
奥歯を失う二つ目の原因は歯周病です。
歯周病は、歯を支える歯ぐきやあごの骨が徐々に破壊されていく病気で、初期段階では自覚症状がほとんどないのが特徴です。
奥歯は、汚れがたまりやすいことから歯周病になるリスクが高く、自分では見えづらい位置にあるため早期発見が難しいというリスクがあります。

外傷
外傷も、奥歯を失う原因の一つです。
スポーツ中の接触や転倒、交通事故などによって奥歯に強い衝撃が加わると、歯が割れたり抜けたりすることがあります。
特に、歯ぎしりや食いしばりの癖がある人は、奥歯にかかる力が日常的に大きく、外傷の影響を受けやすい傾向があります。
また、一見外傷とは関係ないように見えても、過去の衝撃が原因で歯の根が破折していたり、徐々にダメージが蓄積して抜歯に至るケースもあります。

奥歯がないまま放置した場合のリスク

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かみ合わせが乱れる
奥歯は、食べ物をかむだけでなく、上下の歯のかみ合わせを安定させるうえでも重要な役割を担っています。
もし奥歯を失ったまま放置すると、かみ合っていた反対側の歯が徐々に伸びてきたり、隣接する歯が空いたスペースに向かって傾いたりと、かみ合わせや歯並びが少しずつ崩れていきます。

食べ物をしっかりかめなくなる
奥歯は、食べ物を細かく砕いたりすり潰したりするための歯です。
前歯や犬歯では、硬い食材や繊維質の多い食べ物を十分にすりつぶすことは難しいため、奥歯がない状態では咀嚼効率が低下してしまいます。
また、かむ回数が減ると、消化の準備が不十分なまま胃に送り込まれることになり、胃腸への負担が増加します。
思うようにかめないことから、食べるものが制限されたり、食事そのものが楽しめなくなったりすることもあります。

見た目や発音に影響が出る
奥歯の欠損をそのままにしていると、口元の印象に変化が出てくることがあります。
奥歯がないことでかみ合わせや歯並びの乱れが生じたり、頬が内側に落ち込んで見えるようになったりすることがその理由です。
また、かみ合わせのズレによって舌や唇の動きに影響が出ると、特定の音が発音しにくくなったり、話し声がこもるようになったりすることもあります。

周囲の歯や歯ぐきへの負担が大きくなる
奥歯が1本でも抜けてしまうと、本来その歯が担っていた「かむ力」をほかの歯が代わりに支えることになります。
その結果、ほかの歯への負担が大きくなり、摩耗や動揺が生じるリスクが高くなります。
また、過剰な力が加わることで、歯の根が割れたり、詰め物やかぶせ物が外れたりすることもあります。
周囲の歯ぐきに負担がかかって歯周病が進行すると、さらなる歯の損失を招く可能性もあります。

 

奥歯の治療方法

入れ歯(義歯)

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部分入れ歯は、失った歯の機能を補うために装着する、取り外し可能な義歯です。
金属のバネなどで残っている歯に固定し、咀嚼機能を補います。

入れ歯のメリットは、比較的短期間で作製でき、健康な歯を削る必要がないことです。
保険適用となるため、治療費の負担が少ない場合が多いこともメリットです。
一方で、装着時に違和感や不快感を覚えたり、話しづらさや見た目の悪さを感じたりすることもあります。

 

ブリッジ

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ブリッジは、失った歯の両隣の健康な歯を削って土台とし、その間に人工の歯を固定する治療法です。
固定式なので違和感が少ないという特徴があります。

メリットとしては、治療期間が短い点や、保険適用のため治療費の負担が少ない点が挙げられます。
しかし、健康な歯を削る必要があるため、将来的に削った歯がもろくなるリスクや虫歯になりやすくなるリスクもあります。
また、歯を支える骨には直接の刺激が伝わらないため、骨の吸収が進みやすくなります。

 

インプラント

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インプラントは、あごの骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を固定する方法です。
自分の歯のようにしっかりかむことができ、見た目も自然に仕上がります。

インプラントのメリットは、周囲の歯に負担をかけずに欠損部分を補えることです。
また、骨に直接刺激が伝わるため、骨の吸収を予防しやすい点もメリットです。
ただし、手術を伴うため身体的な負担があり、持病や骨の状態によっては適応できない場合があります。
治療期間が比較的長く、自由診療である点も頭に入れておく必要があります。

 

まとめ

奥歯を失ったまま放置すると、かみ合わせの乱れや周囲の歯の移動、あごの骨の減少などさまざまなリスクが生じます。
これらは日常生活を不便にするだけでなく、顔の見た目や全身の健康にも影響を与える可能性があります。

入れ歯、ブリッジ、インプラントなど、治療方法を歯科医師とよく相談し、自分に合った方法で奥歯の機能を補うようにしましょう。

 



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