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小児矯正は意味ない?やらなきゃよかったと思う理由や後悔しないために大切なことを解説

      2025/09/20

西葛西駅徒歩5分の歯医者、木村歯科医院で小児矯正についての解説

こんにちは、 西葛西駅徒歩5分の歯医者、木村歯科医院です。

小児矯正は、子どもの将来の歯並びと口内の健康を守るための治療です。
しかし、治療を受けた後に「やらなければよかった」と後悔してしまうケースもゼロではありません。
今回は、小児矯正を後悔する理由や、後悔しないためのポイントについて解説します。

 

小児矯正とは

小児矯正とは、6歳から12歳くらいまでの子どもを対象として行う歯の矯正治療のことです。
歯並びやかみ合わせを改善するだけでなく、上顎と下顎のバランスを整えることも目的の一つとなっています。

 

小児矯正のメリット

西葛西駅徒歩5分の歯医者、木村歯科医院で小児矯正についての解説

あごの成長を活かして歯並びを整えられる
小児矯正では、成長途中のあごの柔軟性を利用しながら、出っ歯や受け口、叢生などの不正咬合を改善する土台を作ることができます。
骨の成長をコントロールできる時期だからこそ、大がかりな治療を避けつつ、バランスの取れた歯並びやかみ合わせに導ける点がメリットです。

抜歯のリスクを下げられる
小児矯正では、あごの成長をうまくコントロールすることで、将来の矯正治療で歯を抜かずに済む可能性を高めることができます。
大人になってから矯正を始める場合は、あごの成長がすでに終わっているため、歯が並ぶスペースが足りないと抜歯が必要になることがあります。
しかし、子どものうちに矯正を始めると、成長を利用してあごを広げたり位置を整えたりできるため、永久歯がきちんと並ぶスペースをつくりやすくなります。

歯並びでコンプレックスを抱く可能性を下げられる
小学生くらいになると、自分の容姿に敏感になる子どもが多くなります。
歯並びや骨格のバランスがコンプレックスとなる可能性もありますが、小児矯正を行うことで容姿に関する悩みを軽減できる可能性が高まります。

 

小児矯正で後悔する理由

西葛西駅徒歩5分の歯医者、木村歯科医院で小児矯正についての解説

歯並びが後戻りした
小児矯正をしたことを後悔する理由としてよく挙げられるのが、後戻りです。
これは、矯正治療で動かした歯が時間の経過とともに元の場所に戻ろうとする力が働くために起こります。
特に、治療後に歯の位置を安定させるための保定装置(リテーナー)をきちんと使わなかった場合に、後戻りのリスクが高くなります。

抜歯された
小児矯正でも抜歯が必要になるケースはありますが、すべての症例で必要になるわけではありません。
そのため、治療方針について十分に納得していない状態で治療が進んでしまうと、「本当に抜く必要があったのか」といった疑問や後悔が残ることがあります。
矯正治療は、見た目だけでなくかみ合わせや将来の口腔機能にも大きく関わります。
不安を感じたときには、その都度相談できるような環境が大切です。時間をかけて丁寧に説明をしてくれる歯科医院を選ぶようにしましょう。

治療期間が長かった
小児矯正は、あごの成長を促す段階と、歯並びを整える段階の二つに分かれて進めるのが一般的です。
そのため、数年にわたる長い治療期間が負担になることがあります。
このような治療の長期化によるストレスを避けるためには、治療期間について保護者の方が正しく理解しておくこととともに、子ども自身にも矯正治療の目的や必要性をわかりやすく伝え、納得したうえで治療を進めることが大切です。

矯正装置の管理が大変だった
小児矯正で使用する装置は、お子さん自身が着脱するタイプのものが多く、特に床矯正の場合には毎日ネジを調整するなど、自分で管理しなければなりません。
この作業を煩わしいと感じる方は少なくなく、管理の難しさから治療に対するストレスが大きくなることがあります。

経済的負担が大きかった
小児矯正の治療費用は、基本的には自由診療です。
治療期間も長いため、思った以上の出費に後悔するケースもめずらしくありません。
事前に治療費の詳細を確認し、経済的に無理のない範囲で進めることが重要です。

 

小児矯正が必要になる症例

西葛西駅徒歩5分の歯医者、木村歯科医院で小児矯正についての解説

小児矯正が必要になる症例として多く見られるのが、受け口(反対咬合)、出っ歯(上顎前突)、開咬です。反対咬合は下の歯が上の歯より前に出ている状態で、上顎前突は上の前歯が前に出てしまっている状態、開咬は前歯がかみ合わず上下の歯の間にすき間ができている状態です。
口呼吸や指しゃぶり、骨格などが関係しており、どの不正咬合も放置すると発音や食事、あごの成長に悪影響を与える可能性があります。

 

小児矯正で後悔しないために知っておくべきこと

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小児矯正は整った歯並びのための土台作りと捉える
小児矯正を始める前に知っておきたいのは、小児矯正は整った歯並びを作るための「土台作り」であるということです。
小児矯正を受けても永久歯がきれいに並ぶとは限らず、多くの場合は最初の段階(1期治療)を終えた後に、さらに歯並びを整えるための2期治療が必要になります。
治療のゴールや計画について、歯科医師と十分に話し合い、納得したうえで進めることが後悔を避けるポイントです。

治療にはある程度の負担があることを理解する
小児矯正は、親子ともに一定の負担を覚悟して取り組む必要がある治療です。
治療期間は数年に及ぶことが多く、その間は矯正装置や保定装置を装着し続けます。
装置による痛みや見た目の変化でストレスを感じることもあり、歯磨きが難しくなるため虫歯予防も通常以上に重要になります。
矯正装置を付けるだけで治療が終わるわけではないことを、あらかじめ理解しておくことが大切です。

矯正治療の必要性を理解する
小児矯正が必要となるのは、骨格の問題や歯並びに影響を与える癖がある場合です。
骨の成長を調整する治療は子どもの成長期にしか行えず、悪習癖が続くと骨格や歯並びに悪影響を与える可能性があります。
ただし、骨格に問題がなく歯並びの乱れが軽い場合は、成長を待ってから治療を始めたほうが負担が少ないこともあります。

治療費や通院時間を考慮して検討する
小児矯正の費用は幅が大きいため、治療を始める前に内容をよく調べ、おおまかな予算を立てたうえで歯科医師と相談するといいでしょう。
また、小児矯正は数年にわたる治療です。
自宅から通いやすい場所や、土日も診療している歯科医院を選ぶことで、通院の負担を軽減できます。

 

まとめ

小児矯正による後悔を避けるためには、治療前の十分な情報収集と歯科医師とのしっかりとしたコミュニケーションが欠かせません。
正しい知識と日々のケアで、お子さんの大切な歯を守っていきましょう。

 



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