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神経を抜いたはずなのに歯が痛い!その原因や対処法を解説

      2025/01/20

西葛西駅徒歩5分の歯医者、木村歯科医院で神経を抜いた歯の痛みについての解説

こんにちは、 西葛西駅徒歩5分の歯医者、木村歯科医院です。

「根管治療をした歯が痛い」と感じたことはないでしょうか?
「神経がないはずなのに痛みが出るのはなぜ?」と不安に思った方もいるかと思います。

それは、根管治療で除去した神経以外にも歯やその周辺には神経が残っており、何らかの刺激が加わることで痛みを感じるためです。
そのように、神経を抜いたはずの歯に痛みが出る場合に考えられる原因や、どのようにして対処するべきかについて解説します。

 

神経を抜いた歯に痛みが出やすい状況

西葛西駅徒歩5分の歯医者、木村歯科医院で神経を抜いた歯の痛みについての解説

根管治療後の歯に痛みが起こりやすい状況としてまず挙げられるのは食事です。
特に硬い食べ物や、極端に温度の高いものや低いものを摂取した場合に痛みを感じやすく、これは歯自体は神経を抜かれているため直接的な痛みは伝わらなくとも、その周囲にある歯根膜などの組織が刺激を受けていることが原因です。
これらの組織が敏感である場合、伝わった刺激が痛みとして現れることがあります。

また、例えば風邪をひいた際やストレスが溜まっている際など、身体全体のコンディションが悪い時にも、神経を抜いた歯の痛みが現れることがあります。
これは身体の免疫機能が低下し、炎症が生じやすくなるためです。
ストレスが歯ぎしりや食いしばりを誘発し、それが歯に過剰な負荷をかけてしまうことも痛みの原因となります。
そのほか、歯周病などが原因で歯ぐきが腫れている際にも痛みが生じます。

 

神経を抜いたのに歯が痛む原因

膿がたまっている
細菌感染によって歯の根の周囲に膿がたまると、圧力が生じ痛みを引き起こします。
ズキズキとした痛みがある場合は、膿が原因である可能性が高いといえます。

根管治療が不十分だった
歯の内部構造は非常に複雑なため、根管治療時に洗浄や消毒を完全にできない場合があります。
そのような場合、根管内で細菌が再度繁殖して炎症を起こし、痛みが生じることがあります。

歯に亀裂が入っている
神経を抜いた歯はもろくなってしまうため、強い力が加わった際などに微細な亀裂が入り、そこから細菌が侵入することがあります。
その結果、炎症を起こして痛みが出ている可能性があります。

歯周病が進行している
歯周病が進むと、歯を支える骨や歯肉に炎症が起き、その結果神経のない歯でも痛みが続くことがあります。
歯周病はゆっくりと進行する特性を持ち、初期には気づきにくいため、サインを注意深く観察することが重要です。

再感染が起こっている
一度治療を終えた歯であっても、根管内に細菌が再び侵入する場合があります。
これは再感染と呼ばれ、炎症と痛みの再発を招きます。

かみ合わせが合っていない
治療後のかみ合わせのバランスが悪いと、特定の歯に過度な力が加わり痛みを招きます。
このバランスの崩れは時間の経過とともにほかの歯にも影響を及ぼす可能性があるため、少しだとしてもかむ際に違和感を覚える場合には、歯科医院を受診するようにしましょう。

歯根膜炎になっている
歯根膜炎は、歯根を支える組織に炎症が生じている状態です。
通常、歯根膜はクッションとして作用しますが、この部分が炎症を起こすと硬いものをかんだときなどに痛みを感じるようになります。

 

神経を抜いた歯が痛む場合の対処法

西葛西駅徒歩5分の歯医者、木村歯科医院で神経を抜いた歯の痛みについての解説

食べかすなどがないか確認し、あれば取り除く
歯と歯の間などに食べかすなどが溜まっていると、それが刺激となって痛みを引き起こすことがあります。
歯科医院を受診するまでの応急処置ではありますが、歯間ブラシやデンタルフロスを使用して、歯と歯のすき間を丁寧に清掃しましょう。

うがいをする
うがいをすることで、痛みが和らぐ可能性があります。
特に、塩水を使ったうがいは炎症を和らげる作用が見込めるため、歯科医院を受診するまでの応急処置として試してみましょう。

冷たいタオルなどで冷やす
冷たいタオルなどを用いて痛む部位を冷やすことで、血管を収縮させ炎症を抑える作用が期待できます。
冷やし過ぎを避けるため、適度な時間のみ冷やすようにしてください。
保冷材などを利用する場合は、皮膚との間にタオルを挟むなど、直接触れないようにすることも大切です。

市販の痛み止めを飲む
市販の痛み止めを服用することも一時的な痛みの緩和に役立ちます。
抗炎症薬を使用することで、痛みを和らげることができます。ただし、痛み止めはあくまで症状を緩和するためのものであり、根本的な原因を取り除くわけではありません。
長期間の服用は避け、できるだけ早めに歯科医院を受診しましょう。

 

神経を抜いた歯が痛む場合の治療法

根管の再洗浄

西葛西駅徒歩5分の歯医者、木村歯科医院で神経を抜いた歯の痛みについての解説

根管の再洗浄は、感染が再発した場合や根管内部に細菌が残っている可能性がある場合に行われます。
根管治療後は再度かぶせ物を装着しますが、できるだけ密着度の高い素材を選ぶことで三度の再感染を防ぎやすくなります。

 

かみ合わせの調整

西葛西駅徒歩5分の歯医者、木村歯科医院で神経を抜いた歯の痛みについての解説

かみ合わせのバランスが崩れていることで痛みが生じている場合には、かみ合わせを調整することで、歯にかかる圧力を均等に分散します。
具体的には、詰め物やかぶせ物の高さを周囲の歯に合わせて整える処置を行います。

 

歯周病治療

西葛西の歯医者、木村歯科医院で歯周病治療

歯周病が原因で痛みが発生している場合は、歯周病治療が必要です。
スケーリングやルートプレーニングといった歯面・歯根のクリーニングや、場合によっては外科的処置を行うことで、症状の改善を目指します。
口腔内を清潔にし細菌の繁殖を抑えることで、歯周組織の炎症と痛みが和らぎ、歯周病の進行も食い止めることができます。

 

抜歯

西葛西駅徒歩5分の歯医者、木村歯科医院で神経を抜いた歯の痛みについての解説

歯根が割れて保存が不可能な場合や根管治療では改善が見込めない場合には、抜歯が検討されます。
抜歯により痛みの元となる問題を根本的に解消し、ほかの歯や組織への悪影響を未然に防ぐことができます。
抜歯後には、インプラントやブリッジ、入れ歯などによって失われた歯の機能を補完する処置が行われます。

 

まとめ

神経を抜いた歯が痛む場合、歯の中で何かしらの問題が起きている可能性が高いといえます。
一時的な痛みの和らげかたを知るとともに、できるだけ早めに歯科医院を訪れ、治療を受けるようにしましょう。
また、根管治療後の痛みを避けるためには、一度目の根管治療を最後まできちんと終わらせることが大切です。

 



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